中々満口になりそうにないので、前の記事で褒めた気がしますが、改めて取り上げてみたいと思います。
サイズ、歩様は父によく似ていていい馬だと思いますね。ただ、緩さは結構あるので、ここから鍛えていってトモの緩さは解消したい。
キズナ×テイコフトウショウですが、母父がタイキシャトルになります。
タイキシャトルは血統中にCearleonを持つので、キズナのStorm Catとニアリーの関係性ですね。
キズナの産駒に置いて、このStorm Cat関連の血脈を弄る配合にはディープボンド(マルゼンスキー)、ファインルージュ(ダンシングキイ)、マルターズディオサ(Cearleon)、ステラリア(Blue Bird)等、上げ出すと枚挙に暇がない好配合になります。更に、母父シンボリクリスエスのソングライン、アカイイトなんかもKris S.を通じてSecretariatを弄っている形なので、ニックスに近しい配合と言えると思います。
また、タイキシャトルはHalo後継ですから、Halo弄り+Nijinskyはディープボンドと共通している血統構成ですね。
この点では同モガミヒメ牝系のアメイジングムーン22よりディープボンドなんじゃないかな、と思う訳です。
さて、母母の話になりますが、母母父ワイルドラッシュにはKey to the Mintが入るので、これはファインルージュと同じ形ですね。ただ、ワイルドラッシュはWild Againの後継なので、後ろで折り合って差してくるタイプは少なくなりそうなんですが。
実際、母も逃げ馬です。
母母母父はサクラバクシンオー。
バクシンオーが入るキズナ産駒の代表と言えばビアンフェですが、あちらはバクシンオーと言うかルシュクルの子なので比較対象には合わないかなと。
母の走りは、サクラバクシンオーのスピードよりもユタカオーらしさが伝わっていますが、どうにも顔が小さくてスピードが生まれてないんですよね。この点、オックスブラッドは顔の大きさもあって母より雄大な馬体、当然期待は大きいです。
キズナとPricely Giftは実は同牝系で、どちらもf13-a出身、と言う遠すぎてどうでも良さそうな牝系クロスをしています。
この馬が1400万での募集。
2021年のキズナの種付け料は1000万円ですから、400万円上乗せ、だけでの募集です。
人件費や維持管理費だけで大赤字じゃないでしょうか。
あまりにも安いと思います。
激推しですし、一口出資しています。